社会人になり、初めてのマイカーを手に入れたときのことです。日曜日が来るたびに愛車をピッカピカに磨き上げるのです。隅々まで撫でるように磨くので自身の体より車の方がよっぽど綺麗です。しかしいつもがっかりさせられたことは、洗車の度に小さなキズを発見させられることでした。ただその傷は普通には気が付かない、ほぼ無傷に近いキズでした。これは頻繁に洗車をしているからこそ気が付き、また気になるキズなのでしょう。 今我が社では全員が決められたところを毎朝清掃しています。昨日はなかったはずのキズを発見するとき「どうして出来たキズなのだろう？」とか「この製品の素材はこんな特性をもっていたのか？」等々面白いことに気づかされます。そんな楽しい掃除をしている我が社の朝清掃です。