5月7日は「博士の日」
5月7日は「博士の日」です
1888年のこの日、「花粉」という言葉を作った植物学者の伊藤圭介をはじめ25人の学者に博士号が授与され、これが日本初の博士の誕生となりました。
古代の日本にも博士の称号はありましたが、これは官職名であり、学位としてのものではありませんでした。
「末は博士か大臣か」といわれるほど、学位の保持者に対しては敬意が表されていたが、当時は論文の提出による博士号ではなく、教育への貢献を評価された名誉博士的なものだったようです。
論文による本格的な博士が生まれたのは、それから3年後のことでした。
また、当時は博士の上に大博士の学位がありましたが、該当者がなく1898年に廃止されました。
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