年の瀬を迎えました。今年は新型コロナに明け暮れた１年であったことは、どこの国でも同じでしょう。未だに終息の気配が見えてきませんが、うがいと手洗いとマスク。三蜜を避け外出を控えて会食は控えめに等々…それでも感染するときはするのです。であれば、今最も気掛かりなことが二つあります。安全なワクチンの開発と医療資源の充足です。

他国では既にワクチンの接種が始まっています。日本においては、厚労省によると早ければ２０２１年２月下旬にも医療従事者への接種が始まるかもしれないと言っていますが、なぜ日本はこの分野で立ち遅れたのでしょうか？気になるところです。二つ目は医療体制の充実です。まず先に救うべきは人の命です。新型コロナは救いの手を差し伸べる間もなく直接人の命を脅かすものであれば故、何よりもまず医療体制の確保に万全を期してもらいたいと願うばかりです。