
プリンの見学

東京にいたころ、上野や六本木周辺のいろんな美術館に(建物見学も兼ねて)行くことにはまっていたのですが、この建物もその美術館の一つです。
建物名:国立西洋美術館(本館)
構造:鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造
設計:ル・コルビュジエ
竣工年:1959年3月
そして、大学の授業で”免振装置を使った建物について現地調査”をしてレポートを提出する、という課題が出たので、その時に取り上げた建物でもあります。
”免振装置”は免震構造の建物に使われるのですが、じゃあ免震構造は何かというと、『地面と建物の間に”つぶれないプリン”が挟まっている構造』です。あくまでイメージですが笑
下の写真は、西洋美術館の地下の基礎部分を見学した時の写真です。
自由に誰でも出入りできるようになっていました。

この写真だと「免振部材」が「プリン」です。
地震が来た時は、その揺れが直接建物に伝わらないように、間にあるプリンが右に左にグネグネしてくれます。
横揺れは吸収してくれますが、縦揺れにはあまり効果を発揮しにくいというデメリットはあります。
最近、構造の勉強を少しずつしているのですが、こんな感じで建物をプリンとかこんにゃくとかポッキーなど、身近なものに例えるとイメージしやすいことに気づきました。
それ以来、私の頭の中ではこんにゃくが地震で揺れています笑

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