初夏を迎え雨空の続く６月初旬です。俳句に造詣が深い訳でもないのに「五月雨」と書いて「さみだれ」と読ませるこの言葉が好きで、いまの季節が訪れる

たびに芭蕉のあの句を思い起こします。「五月雨を 集めてはやし 最川」・・・日本三大急流？と言われるほどの最上川をしかも長雨で増水した状況のなか、ライフジャケットも着けず本当に舟下りをしたのでしょうか？・・時は江戸時代でした。旅も命懸けの時代です。観光などではなく交通の手段としての舟は有効な乗り物だった筈です。私もいつか訪れてみたい景色の一つです。