【第2回】初心者向けカタンのルール解説
前回は、ボードゲーム「カタン」がどんなゲームなのかを紹介しました。
第2回となる今回は、実際に遊ぶための基本ルールと、ゲームの流れを初心者向けにわかりやすく解説します。
カタンは、最初に説明を聞くと少し難しく感じるかもしれません。
しかし、やることは大きく分けるととてもシンプルです。
サイコロを振る。
資源をもらう。
資源を使って道や家を建てる。
他のプレイヤーと交渉する。
この流れをくり返しながら、カタン島を開拓していきます。
カタンの目的
カタンの目的は、誰よりも早く勝利点を10点集めることです。
勝利点は、開拓地や都市を建てたり、特別な条件を達成したりすることで増えていきます。
一番わかりやすいのは、開拓地と都市です。
開拓地を1つ建てると1点。
開拓地を都市に発展させると2点になります。
つまり、最初は小さな拠点を増やし、ゲームが進んだらそれを都市に発展させていくことが、勝利への基本的な流れになります。
ゲーム開始時にすること
ゲームの最初には、各プレイヤーが自分の開拓地と道を置きます。
この最初の配置はとても重要です。
なぜなら、どこに開拓地を置くかによって、手に入る資源が変わるからです。
カタンの盤面には、森、丘、牧草地、畑、山などの土地があります。
それぞれの土地からは、木材、レンガ、羊毛、小麦、鉱石といった資源が手に入ります。
開拓地は、土地と土地が接している角の部分に置きます。
自分の開拓地が接している土地の数字がサイコロで出ると、その土地から資源をもらうことができます。
たとえば、自分の開拓地が「木材の土地」「小麦の土地」「羊毛の土地」に接していれば、その数字が出たときにそれぞれの資源を受け取れます。
毎ターンの流れ
自分の番が来たら、まずサイコロを2個振ります。
出た合計の数字と同じ数字が置かれた土地から、資源が生まれます。
その土地に開拓地や都市を置いているプレイヤーは、資源を受け取ることができます。
ここで大事なのは、自分の番だけでなく、他の人の番でも資源をもらえるということです。
たとえば、他のプレイヤーがサイコロを振って「8」が出たとします。
自分の開拓地が「8」の土地に接していれば、自分の番でなくても資源がもらえます。
そのため、カタンでは自分の番以外も盤面をよく見ておくことが大切です。
資源を受け取ったあとは、手札の資源を使って行動します。
主な行動は、道を作る、開拓地を建てる、都市に発展させる、発展カードを買う、他のプレイヤーと資源を交換することです。
資源の種類
カタンで使う資源は5種類あります。
木材。
レンガ。
羊毛。
小麦。
鉱石。
これらの資源を組み合わせて、いろいろなものを建てていきます。
道を作るには、木材とレンガが必要です。
開拓地を建てるには、木材、レンガ、羊毛、小麦が必要です。
都市に発展させるには、小麦と鉱石が必要です。
発展カードを買うには、羊毛、小麦、鉱石が必要です。
このように、作りたいものによって必要な資源が違います。
そのため、1種類の資源だけをたくさん持っていても、なかなか思うように建設できないことがあります。
カタンでは、いろいろな種類の資源をバランスよく集めることが大切です。
道を作る意味
道は、開拓地を増やすために必要です。
新しい開拓地を建てるには、自分の道がその場所までつながっていなければなりません。
つまり、道を伸ばすことで、次に開拓できる場所が広がっていきます。
ただし、他のプレイヤーも同じように道を伸ばしてきます。
自分が行きたい場所を先に取られてしまうこともあります。
そのため、ただ何となく道を作るのではなく、「次にどこへ開拓地を建てたいか」を考えながら道を伸ばすことが大切です。
開拓地と都市
開拓地は、勝利点を増やす基本の建物です。
1つ建てると1点になります。
さらに、開拓地は都市に発展させることができます。
都市になると勝利点が2点になります。
それだけでなく、都市は資源を受け取る量も増えます。
通常の開拓地なら資源を1枚もらうところ、都市なら2枚もらえます。
たとえば、小麦の土地に接している開拓地を都市にすると、その数字が出たときに小麦を2枚受け取れます。
出やすい数字の土地にある開拓地を都市にすると、資源が一気に集まりやすくなります。
交渉について
カタンの大きな特徴が、プレイヤー同士の交渉です。
自分に足りない資源があるときは、他のプレイヤーに交換をお願いできます。
たとえば、こんな会話が生まれます。
「木材を出すので、小麦をくれませんか?」
「レンガがほしい人はいませんか?」
「羊毛なら出せます」
この交渉によって、足りない資源を手に入れ、建設につなげることができます。
ただし、相手も勝利を目指しています。
自分にとって良い交換でも、相手を有利にしすぎると、そのまま勝たれてしまうこともあります。
交渉では、自分が得をするかだけでなく、相手がどれくらい有利になるかも考える必要があります。
盗賊のルール
サイコロで7が出ると、盗賊が動きます。
盗賊は、置かれた土地から資源が出なくなる特別なコマです。
つまり、盗賊がいる土地の数字が出ても、その土地からは資源を受け取れません。
さらに、盗賊を動かしたプレイヤーは、その土地に接している相手プレイヤーから資源カードを1枚奪うことができます。
盗賊は、勝っているプレイヤーを止めるために使われることが多いです。
たくさん資源を集めている人や、もう少しで勝ちそうな人の土地に盗賊を置くことで、相手の動きを遅らせることができます。
初心者のうちは、盗賊をどこに置くか迷うかもしれません。
その場合は、「今いちばん有利そうな人」や「出やすい数字の土地」を意識すると判断しやすくなります。
発展カードとは
発展カードは、資源を使って購入できる特別なカードです。
発展カードには、騎士カードや勝利点カードなどがあります。
騎士カードを使うと盗賊を動かすことができます。
また、勝利点カードを引ければ、自分の得点をこっそり増やすことができます。
発展カードは、道や開拓地と違って、相手に中身が見えません。
そのため、終盤に思わぬ逆転につながることもあります。
資源に余裕があるときは、発展カードを買うのも有効な選択肢です。
初心者がまず覚えたいこと
最初からすべての細かいルールを完璧に覚える必要はありません。
初心者は、まず次の流れを覚えると遊びやすくなります。
サイコロを振る。
数字が出た土地から資源をもらう。
資源を使って道や開拓地を作る。
足りない資源は交渉で交換する。
勝利点10点を目指す。
この流れがわかれば、カタンの基本は十分に楽しめます。
細かい戦略や有利な配置は、何度か遊ぶうちに自然とわかってきます。
まとめ
カタンは、サイコロで資源を集め、その資源を使って道や開拓地、都市を作りながら勝利点10点を目指すゲームです。
ルールだけを見ると少し難しそうに感じますが、実際の流れはとてもわかりやすいです。
資源を集める。
建設する。
交渉する。
相手の動きを見ながら、自分の島を広げていく。
このくり返しの中に、カタンの面白さがあります。
次回は、初心者が勝ちやすくなるためのコツや、最初の配置で意識したいポイントを紹介します。
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