皆さんもご存知かと思いますが、のど飴やかりん酒などの原料として重宝されているの が花梨の果実です。 白山浦の旧社屋中庭にあって、永年当社の歴史を見守って来てくれたのが一本の花梨の樹 でした。 昨年の社屋移転に伴って、南笹口にあるアメニティ・オアシス駅南の南側花壇の一角 （「かりん」さん入口近く）にこの樹を移植しましたが、果たして上手く根付いてくれるか どうかとても不安でした。 幸い入居者のお一人である田村さんとおっしゃる方が、再びの成長を願い毎日見守るよう に大切に育てて下さいました。お陰様で今年の春には四～五輪の桃色の花を咲かせ、受粉 にも成功し、現在四つの実をつけてくれています。 順調に育てば十月頃になるでしょうか。洋ナシのような形をした黄色くて薫り高い果実が 私達の目に止まる日を今から心待ちにしているところです。