夜の工場見学
毎年恒例の【燕三条 工場の祭典】に行って来ました。開館が20時まででしたのでゆっくり見られる夜に見学予約。なかなか良い雰囲気です。ウイルス感染防止の為、昨年に引き続き、工場を開放してものづくりの現場を体感するスタイルではないイベントとなってしまったのは、残念ですが仕方ないですね。
今年は新たなスタイルとして、工場跡を会場とした展示会方式での開催。広さ600坪、天井高さ6mの旧工場内には、職人さんの技術が宿る製品、材料、器具などが展示され、金属板で作られたスクリーンには製品の製造過程の動画投影などもあり、ものづくりの雰囲気を十分味わうことができました。
個人的に一番興味深かったのは、燕三条地域のものづくりの歴史年表のコーナー。約400年前、和釘製造からこの地域のものづくりがスタートしてから今日までの歩みが良く分かりました。
職人さんによるデモンストレーションもありました。これは『絞り加工』という1枚の金属板を鍋のように円筒状にする作業です。 職人さんも人に見られながら張り切って(?)作業をしていました。これぞオープンファクトリー!!。
『工場の祭典』は、コロナ禍前の2019年には、国内外から5万人を超える来場があったそうですので、来年はそれ以上の盛り上がりになると良いですね。
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