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終わることはない。

担当

OBスタッフ

私は現在吉田公民館の改修工事に携わっています。
壁や床、建具など色々なものが壊されていくのを目の当たりにしてきました。
職人さんからすればさぞかしやりにくいとは思いますが、私は作業している横でただジーっと見ていることが多々あります。
初めて見るものに興味を惹かれ、飽きずに見入ってしまっています。
 
そんな中、先日弥彦村図書館の捨てコンの打設があるとのことで見学をさせていただきました。
 
 
初めて見るコンクリートポンプ車に、型枠の中に流し込まれていく生コン、その生コンを手際よく均していく職人さん。
そんな流れ作業をすごいなあと感心しながら見学していました。
途中ポンプの中で生コンが固まってしまうトラブルもありましたが、私からすればそのトラブルを見れたことも貴重な経験となりました。
そして、次の日には墨出しの職人さんが来て、墨出しをするということで、私も現場での仕事が始まってから、簡単な墨出しは行ってきましたが、プロの墨出しがどういうものなのか。いつかはこの目で見てみたいなと思いました。
 
また、今回の見学には本間さんに付き合っていただき、様々なことを教えていただきました。
なかでも発注する際に、多く頼んでしまえば無駄が出てしまう、かといって無駄になることを恐れ少なく頼み足りなかった時には職人さんに申し訳が立たない。そんな葛藤があることを知れたこと、間近で見れたこと。これもいい学びになったなと嬉しく思います。
本間さん色々教えていただきありがとうございました!
 
今まで携わったことのなかった建築という世界に足を踏み入れ、すべてが新しい「改修」の工事に胸を躍らせていた私でしたが、まだ知らなかった「新築」の工事を少しだけ目の当たりにし、こんなにも知らないことがまだまだたくさんあるのだと痛感し、学びを終えることはない。としみじみ感じました。

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