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有名な書籍である『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』についての解説を見ました

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OBスタッフ

1.各作戦(陸軍と海軍)の戦略的な達成目標がバラバラで複数の目標がある状態、極端な話手持ちのリソースでは全て達成することが不可能な計画で個別の作戦遂行がなされていた。 2.精神論(建前)が錦の御旗と化していて、異端や偶然(イレギュラー)を排除し、現実をフィードバックすることが組織の空気で出来ない。 (当初に都合の良い情報で建てた作戦に固執し、現状と合わない計画をそのまま修正せずに遂行する。) 米軍も失敗が多い事に変わりは無いのですが、その後の対応力が違うようで、 米軍的な組織は、「根本的な目標の変更」も含めて早期に対応することが出来る(そのような事を行なえるシステムであるという事)、 旧日本軍的な組織は、計画変更を許容出来ずに場当たり的な対処を続けてしまう。 衆議して合理的な案を出してそれを実行する事が出来る組織風土をどのようにすれば構築できるのか? 考え続けていかなければと思います。

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