Menu

厄年

担当

OBスタッフ

以前「役に立つ年で”役”年」といったブログを投稿しました。
そんなふうに前向きに考えてた矢先、到底役に立つとは考えにくいような出来事に遭遇してしまいました。
 
学生時代から乗っている私の車は、冬になると気温のせいなのかエンジンがかかりにくくなっていました。
セルは回るのですが、なかなかかからず数回、下手すると10回以上回してもかからないこともざらで。
周りの人からの冷たい視線を感じながら、「頑張れ頑張れ」と応援しエンジンがかかるのを見守る毎日。
もう車屋に見てもらおうとそう決めた時に限って、1回でかかってしまったり。
そんな気分屋な車ですが、去年の冬は何とか乗り越えることができました。
 
それから、今年が2回目の冬。
気温が下がってくるとともにまたもエンジンのかかりが悪くなってしまった私の車。
もうさすがに周りの視線に耐えられなくなったので、原因不明の病を抱えた車は1週間車屋に入院することとなりました。
 
それから数日後、車屋から電話があり、長い間私を悩ませていた原因が「燃料ポンプ」だったということが告げられました。
もちろんのことですが、修理にはお金がかかります。
車検をとったばかりで痛い出費ではありましたが、それでも残り2年は乗りたい車。
直してもらうことに決めました。
 
入院してから1週間後。
ようやく私の元に車が戻ってきました。
いつも一発でエンジンがかかることのなかった朝。
ドキドキしながらセルを回すと、威勢よく「ブオーン‼」と唸り声をあげました。
そんな姿を見れて嬉しい思いをしていたのは昨日の話。
その日は、仕事帰りに本社に寄ることになっていました。
少し早めの時間に仕事を切り上げさせていただき、駐車場でこれまたドキドキしながらセルを回すと、ここでも一発でエンジンがかかりました。
「よし!もう直ったな!」と安心しきった私は、慣れたマニュアル車で本社へと向かいました。
 
その日はなにを思ったか、いつも降りるインターの一つ手前で降りることに決めました。と、決めた瞬間に事件が起きました。
なんとアクセルを踏んでもまったくもってスピードが上がらないのです。
急にやる気を失くしてしまった私の車は、どんどんスピードが落ちる一方で。
しかも、バイパスの上。
この時の私は相当焦っていました。
更に追い打ちをかけるかのように車内に漂うガソリンの臭い。
とりあえずハザードランプをつけ、路肩に。
ギアを1速に入れ、もう虫の息となった車でしたが、それでもアクセルを踏み少しずつ前に進む。
ガソリンメーターを見るとみるみる減っていく一方。
相当パニックになっていましたが、不幸中の幸い、インターを一つ前で降りることを決めたため約800m先に出口が。
僅かその距離を10分かけて進み、ガソリンメーターがちょうどなくなるタイミングで降りてすぐの店の駐車場に停めさせてもらうことができました。
 
ようやく一息付き、車を降りてみるとガソリンがダラダラと漏れていました。
間違いなくバイパスにも大量のガソリンがこぼれていたはず。
それが原因で事故が起こっていないことを祈るばかりです。
 
これが私に降りかかった災難でした。
ただ、都合よくお店の駐車場に止められたのは、たまたま降りるインターを一つ前にしたから。
その日美容室に行く予定だったのですが、レッカーが来るまでの1時間待ったとしても間に合えたこと。それは、本社に寄るために早めに仕事を切り上げたから。
こんなふうに不幸な出来事の中からラッキーを見つけるのがうまくなった気がします。
「”厄”年」である今年の1年は、ラッキーを見つけることも併せて乗り越えていきたいです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

< ブログページトップに戻る

OTHERこの記事のあとに
よく読まれている記事

ファムねっと 不動産情報はこちら TOP ファムねっと