PHPオンライン衆知より加藤諦三（早稲田大学名誉教授・ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員） 人は得てして自分の人生だけが躓きの連続であると思ってしまう。しかし、はたから見れば順風満帆で生きたように見えても、それはあくまではたから見てそうであるにすぎない。 本人からすれば、それはやはり躓きの連続である場合が多い。 アメリカの偉大な精神医学者シーベリーは「現実の恐怖に対しても、同じ前向きの姿勢でのぞみなさい。 そして状況がどれほど否定的であれ、肯定的な要素は常にあるのだということがわかるよう自分を訓練しなさい」と言っている。 ここで加藤氏が参照しているシーベリー氏の言葉「自分を訓練」するのは平常時なのでしょうが、苦しい時に出来る訓練法もやはりあるのでしょうね。 いろいろ興味深いお話が他にもありそうです。