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出会い

担当

OBスタッフ

本にはいろいろな出会いがあります。
それはまず本屋での本との出会い。
何千、何万とある本の中から選ばれた一冊。
多くは題名や表紙に心惹かれるものがありますが、それはその時の心情や環境、季節なんかによっても変わってくる気がします。
様々なタイミングが重なり、手に取ったその一冊にうっすらと感動を覚えながらレジに向かうなんてこともあります。
 
次に著者との出会い。
これもまた何千、何万といる人の中から選んだ一人。
今まで何人かの著者の本を読んできましたが、文章の書き方は人それぞれで、その書き方を面白いと思える人、そうでない人がいました。
「この言い回しすごい...‼」とそんなふうに思える著者に出会えると、とても嬉しく思います。
 
最後に本の中の登場人物との出会い。
私が本を読む一番の理由はここにあります。
普段出会うことのないような考えを持った人との出会い。また、その考えを簡単に教えてくれる。
そうやって、一生思いつくことのないような考えを知り、私の世界をどんどん広げてくれています。
 
最近私が手に取った本は「性欲」について書かれているものでした。
普段さらけ出されない部分が書かれているその本に、驚きや少しの悲しさなど様々な感情が出てきました。
「私の知らないところでは、こんなにも生きづらく感じている人がいるのか」と。
また、何人かいる登場人物のうち、不登校になってしまった男の子が登場し、その子が学校に行かなくなった経緯や思いが書かれていました。
私は不登校になったことはないので、不登校の人の気持ちはわかりません。
今後不登校になることもないので、死ぬまで不登校の辛さを実感することはないと思います。
それに、不登校だった同級生に「なんで不登校だったの?」なんて聞くこともできません。
それでも、当事者しか感じれないその部分を本では簡単に教えてくれるのです。
今後実際に不登校の辛さを経験することはないにしろ、そうやって気持ちを知れるだけでも変わってくる気がします。
 
私は、色々な人に寄り添えるような人になりたいと思っています。
そのためにも、私の中の固定概念にとらわれないようにこれからも本を読み続けていきたいなと思っています。

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