【99%知らない】 家賃が下がる本当の原因は「設備」じゃない ― 内見3秒で決まる物件と、10分見ても決まらない物件の違い ―
― 内見3秒で決まる物件と、10分見ても決まらない物件の違い ―

「設備が古いから空室になる」
「家賃が高いから決まらない」
賃貸経営をしていると、
ほぼ確実にこの結論にたどり着きます。
でも、建設・管理・募集をすべて現場で見ている立場から言うと、
それは“結果”であって、原因ではありません。
本当の原因は、
内見が始まった“その瞬間”に起きています。
内見者は玄関を開けた「3秒」で判断している
これは感覚論ではありません。
入居者は玄関ドアを開けた瞬間に、
「ここ、アリかナシか」
その後10分、20分部屋を見ているように見えても、
多くの場合は最初の印象を確認しているだけです。
その3秒で見られているのは“設備”ではない
驚かれるかもしれませんが、
内見の最初の3秒で、
-
キッチンのグレード
-
浴室の新しさ
-
フローリングの色
は、ほとんど見られていません。
代わりに、無意識で評価されているのは
次の3つだけです。
① 匂い ― 一度感じたら取り返せない
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前入居者の生活臭
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湿気がこもった匂い
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排水から戻るわずかな臭気
内見者の頭の中には
「住んだらストレスがありそう」
重要なのは、
芳香剤では絶対に解決しないということ。
プロがやるのは
「良い匂いを足す」ではなく
👉 原因そのものを断つことです。
② 音 ― クレームを想像させた時点で負け
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換気扇の唸り音
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共用部からの反響
-
上階のわずかな床鳴り
内見中に音が気になると、
入居者は無意識に
「入居後の生活」を想像します。
この時点で、
クレームリスクの高い物件として
頭の中で分類されてしまいます。
これは設備の新旧ではなく、
施工精度と調整の問題です。
③ 光 ― 玄関が暗い物件は、それだけで不利
意外に軽視されがちですが、
光の印象は決定的です。
-
玄関が暗い
-
昼間なのに部屋が重い
-
照明の色温度が合っていない
この状態だと、
どれだけ内装をきれいにしても
「なんとなく暗い部屋」という評価になります。
実際、
照明1カ所の変更だけで家賃が1,000円変わる
というケースは珍しくありません。
なぜオーナーは気づきにくいのか?
理由はシンプルです。
オーナーは
-
工事完了後の“完成形”を見る
-
空室期間の“結果”を見る
でも、
内見者の「第一印象」は体験しません。
そのため、
原因が分からないまま
「設備が古い」「家賃が高い」という結論に
行き着いてしまうのです。
プロが最優先で手を入れる3カ所
空室対策で、
プロが最初に見るのはここです。
-
玄関まわりの空気・匂い
-
音が出る設備の鳴き・振動
-
玄関〜LDKまでの光の流れ
この3点を整えずに
キッチン交換や浴室交換をしても、
効果は半分以下になります。
空室対策の本質は「感覚設計」
賃貸物件は
スペックで選ばれているように見えて、
実際は感覚で選ばれています。
だからこそ、
-
高い設備を入れたのに決まらない物件
-
最低限の改修で埋まる物件
が生まれます。
まとめ
家賃が下がる原因は、
設備でも、築年数でもありません。
👉 内見3秒の第一印象
ここを制することができれば、
無駄なリフォームも、
不要な値下げも、確実に減らせます。
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