11月10日は「エレベーターの日」
1890(明治23)年のこの日、東京・浅草の「凌雲閣」に設置された日本初の電動式エレベーターが一般公開されたことを記念して
日本エレベーター協会が1979(昭和54)年に制定しました。
エレベーターの歴史を分かり易く紹介します。
◇世界で初めてのエレベーターが作られたのは、今から2200年ほど前のこと。
たくさんの人がロープをひっぱって上げ下げするもので、発明家のアルキメデスによって作られました。
◇1842年に、茨城県の偕楽園という庭園の休憩所に、日本で最初のエレベーターが作られました。
食事などを運ぶための小さなもので、人の力で上げ下げしていました。
◇機械式のエレベーターが初めて作られたのは、アルキメデスのエレベーターから2000年以上もたった1835年。
このエレベーターは電気ではなく、蒸気の力で動くものでした。
今のような、電気で動くエレベーターが生まれるのは、さらに54年あとの1889年のことでした。
◇京都の中国料理店「東華菜館」のエレベーターが作られたのは、なんと1926年!
今でも使える日本最古の現存するエレベーターで、100年近くたった今でも元気に活躍しています。
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