12月10日は「ノーベル賞授賞式」
スウェーデンの科学者アルフレッド・ノーベルが1896(明治29)年に亡くなった日です。
ノーベル賞は彼の遺言により創設されました。
ノーベル賞の候補者は、ノーベル賞の選定委員会などが事前に公表することはありません。
そのため、マスコミなどは取材やデータ解析によって過去数年で見る受賞のトレンドと照らし合わせて、今年の受賞者を推測しています。
しかしながら、ノーベル賞選考の過程は受賞の50年後に公表されます。
そのことによって、以前、日本人では野口英世氏が候補者であったことなどがわかっています。
50年後にしか公表しないなんて、候補者が亡くなってしまったあとになることが多いんですね。
ちなみに、物理学・化学・医学・文学・経済学の各賞はスウェーデンの首都・ストックホルムで、
平和賞はノルウェーのオスロで授賞式が行われます。
賞の選考はノーベルが生まれたスウェーデンの研究機関が行い、平和賞だけは、創設当時スウェーデンと連合王国だった関係でノルウェーで選考されます。
賞ごとに選考委員会を作られ、世界中の大学や専門家に推薦依頼を送って、その返答をもとに受賞者が選ばれるそうです。
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